レジェンドシェーパー御用達のスキル社のプレーナーに新たな発見がありました。1958年/松本清張/点と線/より。
 以前私が寄稿させていただいた「サーファーズジャーナル」にもこのプレーナーについて書かせていただいたのですが、日本にいつ持ち込まれたかの記述に関しては詳細には書きませんでした。    
私は1960年代半ばかと思っていたのですが、1958年の日本映画にその姿を発見いたしました。まだネームプレートも付いていないプロトタイプの絵型ですが、明らかにスキル社のものと判断できます。この俳優さんは「丸の内の機械工具輸入業」という役回りです。日本ではまだ本格的にサーフボードを削る人はいない時代の映画ですが、思わぬところでルーツを見た気になりました。おそらくスキルプレーナーが日本で初めてメディアに登場したものと思われます。