SURFmagagine 1978/no.1 表1/表2(表紙/裏表紙)

 この時代って60年代からのロングボードから始まり、70年代のショートボードブームの真っ只中でした。雑誌といえば先に「サーフィンワールド」が存在し、ほぼ寡占状態だったところに、この通称「マガジン」が、当時辻堂の現波情報会社の入るビルの場所にあったJSPの上に事務所を構え、そこをベースにスタートしていったと記憶しています。発行元はマリン企画(後のSurfin’Life)だった。このno.1号はまだ内容にちぐはぐさが見られたり、また写真点数も少なく訴求力は低いが、号を重ねるたびに完成されたものになってゆくのでした。しかしながらその後発行されるLifeと既出のワールドの間で広告契約の営業合戦になりはしたが、急速な右肩上がりのサーファーの増加、それに伴うサーフショップ、メーカーの増加で広告受稿には困らなかった。…2022年、たった45年間でこれほどまでに世の中やサーフィンを取り巻く状況が変化してゆくとは思ってもみなかった。