「待てば海路の日和あり」西海岸・青森 2016年9月
 かつてこの地には、想像を超える海洋交易港があった。現在でも大陸の貨幣や磁器のかけらが出土する。
やがて北前航路の寄港地となり、各藩の港町が栄え、遠く京都や関西の文化が北海道にまで伝わり、逆に北海道の昆布が関西の味のベースとなった。明治になり蒸気機関と鉄路が産業を大きく発展させると同時に北前航路は衰退し始め、昭和に入ると鉄道に自動車が加わり、海路は陸路にバトンタッチされる。
 待てば海路の日和あり、ここからも遠く北海道が見える。