*上写真/左がテープ処理/右がすくい縫い(共に片面)

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表テープ処理のご案内

 お問い合わせをいただきましたので、ご案内、ご説明をさせていただきます。

全タイプ対応しております。

フル9000円アップ(税込)

シーガル7000円アップ

スプリング6000円アップ

タッパー 4000円アップ

となります。スーツ全体の9割ほどの処理になります

要所要所は手縫いが必要なので表テープ処理のご指定でも

裏面には縫製部分があります

*テープ処理は本来の裏面の処理をお勧めします(同額

利点——————

*ベテランのすくい縫いが不要となり、テープを貼るだけで済む。

*1ミリのスーツはこちらの方が良い(弊社では1ミリは非対応)

*目新しさの強調によるセールスポイント(50年前に存在して消えた手法)

欠点—————–

*裏返しに着ているようにみえる

*アンカー効果やスポンジの痩せにより、テープ部分にシワができる

*テープ部分についたワックスが目立つ

*感じないが伸びは悪い

といったところです。

*アンカー効果によるシワは強く圧着している証です。

*経緯———————-

 私がサーフィンを始めた頃、先輩から譲り受けた1973年製O社のアニマルスキンは無縫製で

裏がテープ処理でした。これは先進的なものでした。(写真参照)

 また、当時私が所属していたTEDサーフショップでは

輸入物のBayley Wetsuitsが表テープ処理の代名詞とも言えるものでした。

ですが、これはすくい縫いのミシンが構造的に扱いが難しく、また、接合ボンドの

プアな性能をカバーするためで、主にダイビングスーツの世界で用いられていました。

いまでも潜水スーツなどはこの手法が見られます。

 弊社では20年前からクイーンライト社製のミシンによるテープ処理をドライスーツの裏面処理に使っています。その実績から表に使うことにはとまどいがありますが、ご希望により対応いたします。

*アンカー効果によるシワは強く圧着している証です。

*テスト——————–

 接合後、テープ処理をしたもの、従来通りのすくい縫いを施したもの生地を作って、1キロの重しを付け、重力でどれだけ伸びるかをテストしました。結果はすくい縫いに軍配が上がりました。

とはいえ、手で伸ばした感じではどちらも変わらない印象です。

たまにウエットをX字に引っ張って「こんなに伸びるんだぞ!」という広告を見ますが、人間の体はあんなに伸びませんし、大波をくらうと負圧で伸びてしまいますよね。だから、伸びも大事ですが、初動とともに戻りも大事なんですね。

*上記データは私個人の所有物を使って考察/テストをしたものです。許可なく転載、コピーはお断りいたします。