偉人サーファー/欲の無い天才科学者。

ここ数年でPCR検査はごく一般的なものになったが、それを発明したのはカリフォルニアのサーファーだったんですね。2019年に逝去されているので自分の功績を目の当たりにすることはできなかったが、実にサーファーライクな生き方でした。
——以下wikiより————-
キャリー・バンクス・マリス(Kary Banks Mullis, 1944年12月28日 – 2019年8月7日[1])は、アメリカ合衆国の生化学者。ポリメラーゼ連鎖反応 (PCR) 法の開発で知られ、その功績により、1993年にノーベル化学賞を受賞した。

サーフィンが好きで、ノーベル賞受賞が決まった際にも海辺でサーフィンに興じていたことから「サーファーにノーベル賞」と大きく報じられた。かつてLSDやマリファナを使用していたことを公言するなど、奇行も多い人物である。ノーベル賞を確実視されていた一方、自身の言動によって審査員らから危険人物扱いされるためノーベル賞には縁が無いと自身は思い込んでいた。ノーベル財団から受賞の連絡を受けた際には「もらう!もらうよ!」と大喜びする。

当時の同僚で交際相手のジェニファーを乗せてのドライブ中(車種はホンダ・シビック)、現在PCRと呼ばれるDNAの増幅方法のアイデアがマリスの頭の中で突然ともいえる形で組み上がる。この閃きに自分でも驚き車を路肩に寄せて、手元にある紙片に化学式を書き留める。発見の興奮の中「自分が思いつく位なら、他の者が既に発表してるはずだ」と過去の論文を片っ端からあたってみるものの、未発表と判明したが、一方で彼のアイディアを正しく評価する同僚はいなかった

そして2020年を迎え、状況は一変する。